今日2026年9月2日は、山下智久さんが芸能界に入ってちょうど30周年にあたる日なんだそうです。SNSでもお祝いの声が広がっていたので、「今どこの事務所なんだっけ?」という素朴な疑問とあわせて、30年のキャリアと独立の経緯まで調べてみました。
現在の所属は、本人が設立した個人事務所「HIGH HOPE ENTERTAINMENT」です。この記事では、現在の事務所、NEWS時代からの30年の歩み、独立の理由、独立後の活動、そして今日発表された30周年の感謝企画まで、わかったことをまとめました。
山下智久の現在の所属事務所は「HIGH HOPE ENTERTAINMENT」
SNSでも「ハイホープ(山下くんの個人事務所)」として言及されているのを見かけましたが、これは本当で、山下智久さんは2020年10月31日付でジャニーズ事務所(当時)を退所し、その後に自身の個人事務所「HIGH HOPE ENTERTAINMENT」、通称ハイホープを立ち上げています(出典:山下智久 - Wikipedia)。1996年から2020年までの24年間、ジャニーズ事務所に在籍していたことを考えると、個人事務所での再スタートはかなり大きな決断だったんだろうなと感じます。
現時点でこの事務所に所属しているのは山下さん本人のみだそうで、今後オーディションなどでタレントを増やしていく構想もあるようです。ファンの間でも本人の個人事務所という認識が定着している様子で、事務所というより「本人が自分の裁量で動くための箱」というイメージの方が近いのかもしれません。
山下智久はNEWS脱退後、月9で5度の主演を務めてきた
独立の話に入る前に、30年のキャリアも振り返っておきたいと思います。山下智久さんは1996年、当時11歳のときにドラマ『木曜の怪談』に出演していた滝沢秀明さんに憧れ、母親に頼んでジャニーズ事務所へ履歴書を送りオーディションを受けたそうです。入所後は合格の連絡がないまま呼ばれたり呼ばれなかったりする不安な日々が続いたものの、初めてJr.番組に出演する日に骨折しながらも痛み止めを飲んでギプス姿で収録に参加した根性が評価され、以後定期的にレッスンへ呼ばれるようになったというエピソードが伝わっています(出典:山下智久 - Wikipedia)。
2003年9月にはジャニーズのアイドルグループ「NEWS」の一員に選ばれ、同年11月にシングル『NEWSニッポン』でCDデビューを果たしました(出典:NEWS (グループ) - Wikipedia)。9人編成でスタートしたNEWSでは結成から脱退までリーダーを務めていて、後にメンバーの増田貴久さんは「当時ジュニアの中のトップにいた山下君と、一番バックのバックで踊っている僕が(NEWSを)組んだ感じだった。NEWSが存在している理由として、山下君に感謝している部分もある」と振り返っています(出典:東京スポーツ)。
ソロになってからのドラマでの活躍もすごくて、2007年『プロポーズ大作戦』での月9初主演を皮切りに、『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』など、合計5回も月9で主演を務めているそうです(出典:ねとらぼ)。『コード・ブルー』では主人公・藍沢耕作役を演じ、2008年の第1シーズンから2010年の第2シーズン、2017年の第3シーズン、2018年の劇場版まで、10年がかりのシリーズとして展開していました。「藍沢先生のお顔もきれい」というSNSの声を見かけましたが、放送から年月が経った今も色あせない人気を感じます。2011年10月7日には、錦戸亮さんとともにNEWSを脱退し、以降はソロで活動してきました(出典:音楽ナタリー)。脱退にあたっては当時のメンバー間で「ケンカするレベルの言い合い」もあったそうですが、増田さんは後年「いい関係に戻れてよかった」とも語っていて、時間をかけて関係を修復してきたようです。脱退に先立つ2011年1月〜5月には、初のソロアジアツアー「TOMOHISA YAMASHITA ASIA TOUR 2011」を香港・台湾・韓国・釜山などで開催していて、すでにこの頃から海外での活動に足を踏み出していたこともうかがえます。
山下智久が独立した理由は海外進出への本気度だった
独立に至った経緯を調べてみると、2020年8月17日にまず「一定期間、芸能活動を自粛する」と発表があり、退所は同年10月31日付、そして11月10日に公式発表があったそうです。ファンクラブ会員向けには本人から「この3カ月という期間に、僕自身の行動についてしっかりと向き合い、今までの事、これからの事を改めて考えた結果、ジャニーズ事務所を離れる決断をさせて頂きました」とコメントがあり、事務所側も「本人の意向を尊重し、双方合意の上で契約を終了することといたしました」と発表しています(出典:中日スポーツ)。通常は契約期間の満了を待つのが慣例のところ、期間を残したまま退所を申し入れるという異例の決断だったとも言われていて、それだけ本気度が高かったんだろうなと感じます。
事務所発表によれば、山下さんは以前から海外でキャリアを積みたいという志向が強く、事務所側も海外活動へ挑戦しやすい契約内容の調整など環境整備を進めていたそうです。背景には『サイバー・ミッション』(2018)や国際共同製作ドラマ『THE HEAD』(2020)で英語のセリフに挑戦するなど、独立前から積み重ねてきた実績もありました(出典:シネマトゥデイ)。実は独立の3年ほど前、2019年9月にはウィル・スミスさん一家が運営する「Westbrook Entertainment」と、アメリカ・カナダでのマネジメント契約を結んでいたことも分かっています(出典:livedoorニュース)。ウィル・スミスさんの息子ジェイデン・スミスさんのイベントに参加するなど、以前から親交があったそうです。このWestbrookとの契約自体は2021年3月に終了していますが、独立より前からずっと海外進出のルートを探っていたのがうかがえます。
独立後の2020年11月にはさっそくカナダでハリウッド映画『マン・フロム・トロント』の撮影に参加していて、この独立の理由はニュースでも「日本を離れた理由」として取り上げられていました。作品では、ケヴィン・ハート&ウディ・ハレルソン主演のアクション・コメディの中で「マン・フロム・トーキョー」という役どころを演じています。日本刀を構えた暗殺者として登場し、画面に映った瞬間に車にはねられるという衝撃的な登場シーンが予告編でも話題になっていました。2022年6月24日からNetflixで世界配信され、独立から2年足らずで本当にハリウッド作品への出演を実現したことになります。海外挑戦を続ける理由について、本人は「面倒くさいと思ったら終わり」と語り、「新しい仲間に出会えることですね。いろんな国にいくことで、どんどん友だちが増えていく感じが楽しいんです」と、国際的な人間関係の広がりを海外挑戦の醍醐味として挙げています(出典:シネマトゥデイ)。
山下智久の独立後5年。Club9からDREAMINGツアーまで
独立から5年以上が経った今、山下智久さんの活動はどうなっているのか気になったので、あわせて調べてみました。2021年2月には公式ファンクラブ「Club9」を設立し、海外在住のファン向けには「Heart9」も立ち上げていて(2024年3月に統合)、ここから独立後の活動が本格的にスタートしています。Club9の年会費は5,500円(税込)で、ICチップ付きのオリジナル会員証やチケット先行予約、会員限定コンテンツなどの特典があり、会報誌はデジタルマガジンとして配信されているそうです(出典:kayo-days.com)。2024年7月には公式ストリーミングサービス「Tomo's TV」もスタートし、月額1,200円で生配信・VLOG・オリジナル番組企画などが見放題になっています(出典:Tomo's TV公式)。事務所というより、ファンクラブとストリーミングサービスを軸にした本人主導の発信体制に変わった、というイメージが近いかもしれません。
独立後の音楽・海外活動も着実に積み重ねてきました。2021年7月には『THE HEAD』のエンディングテーマ「Nights Cold」をリリースし、自身初となる楽曲の海外配信や7言語対応のリリックビデオも公開しています。2023年には米仏日共同製作ドラマ『神の雫/Drops of God』で初の海外ドラマ主演を果たし、独立後初のアルバム「Sweet Vision」もリリース、5年ぶりのアリーナツアーも開催しました(出典:hominis)。ドラマの主演も途切れておらず、独立後の2024年にはフジテレビ系ドラマ『ブルーモーメント』で5年ぶりの民放ドラマ主演も務めています。
そして2026年秋には新アルバム「DREAMING」のリリースが予定されていて、あわせて全国+海外ツアー「TOMOHISA YAMASHITA Tour 2026 DREAMING」を開催しています。兵庫・神奈川・福岡・宮城・愛知に加え、パリ・バンコク、追加公演の高雄まで組まれた国際色豊かなツアーです(出典:山下智久 オフィシャルサイト)。10月からは日本テレビ系連続ドラマ『俺たちの箱根駅伝』(大泉洋さん主演・池井戸潤さん原作)にも出演が決まっていて、母校・陸上競技部に新監督として就任する甲斐真人役を演じます。箱根駅伝出場経験を持ちながら大学卒業後は商社勤めのサラリーマンとなった人物で、監督未経験ながらの型破りな指導が部員たちの反発を呼ぶという役どころだそうです(出典:TVガイド)。音楽・映像の両方で、独立後最も忙しいシーズンを迎えているようです。ジャニーズ時代の盟友・亀梨和也さんとも「修二と彰」名義で久々に同じステージに立ったそうで、本人はそのときの様子を「昨日は久々に同じステージで亀と歌えて楽しく嬉しい時間でした」と振り返っていました。
山下智久、芸能生活30周年の感謝企画とファンの声
山下智久さんは1996年9月1日、当時11歳で芸能界入りしました。ちょうど昨日9月1日で丸30年、今日9月2日はその翌日にあたります。本人はInstagramで少年時代のピースサインショットと、白い花の鉢植えを抱えた近影をあわせて公開し、「今日で30年。30年経った今も、ここにいられるなんて幸運だ。心より感謝。ここからが、面白い。アルバムに戻ります」とコメントしていました(出典:Yahoo!ニュース(オリコン))。「ここからが、面白い」という一言に、30年という節目を通過点として捉えている前向きさが表れているなと感じました。少年時代のショットには「かわいすぎる」「まじ顔いい」、近影には「山Pほんと変わらなくてびっくりする」といった反応がファンから寄せられていて(出典:Real Sound)、30年の時を経ても変わらない魅力に驚く声が目立っていました。
30周年にあわせて、ファンへの感謝企画も発表されています。公式ファンクラブ「Club9」の18歳以上の会員を対象に、ランチクルーズ船への無料招待企画が発表されていて、9月3日は神戸近郊(11:15集合〜13:45)、10月15日は東京近郊(11:00集合〜14:00)の2日程で開催されるそうです(出典:Yahoo!ニュース)。本人の参加はないものの昼食付きという内容に、ファンからは「太っ腹すぎる」「素敵すぎる贅沢すぎるプレゼント」と驚きと喜びの声が多数上がっていました。あわせて8,800円の30周年記念限定フィギュアも完全受注生産で発売されていて(出典:山下智久 オフィシャルサイト)、Xでは「オーナー自らみんなに素敵な体験をって考えてくれたんだろうな」「泣ける」という感激コメントも見かけました。
周年イヤーということで、テレビ特番も組まれています。日本テレビ『with MUSIC』にMC有働由美子さん・アーティストナビゲーター松下洸平さんとともに出演し、デビュー当時の雑誌記事や日テレに眠るお宝映像を紹介するほか、最新曲「The Artist」を地上波初歌唱、2006年のヒット曲「抱いてセニョリータ」を19年ぶりに披露する予定になっているそうです(出典:音楽ナタリー)。「太っ腹すぎる」という反響がニュースメディアでも多数取り上げられていて、30年分の感謝を還元するような、本人らしい企画だなと感じました。
「一緒に年を取ってきた」という言葉に象徴されるように、デビュー当時から追いかけてきたファンにとって、30年という時間の重みは特別なものがあるんだろうなと感じます。NEWS時代からソロでの月9主演、そして個人事務所での海外挑戦へと、形を変えながら第一線であり続けてきた30年だったんだなと、調べていて改めて感じました。今後もHIGH HOPE ENTERTAINMENTを拠点に、国内外でどんな活動を見せてくれるのか注目しておきたいと思います。
