2020年12月31日をもって活動休止した嵐が、2026年5月31日をもって活動終了を迎えます(出典:株式会社SMILE-UP.)。
振り返ってみると、2017年から2018年にかけて開催されたライブツアー「untitled」には、活動休止を示唆するような演出や楽曲が複数あったことに、当時から気づいていたファンも少なくありません。
この記事では、嵐のライブ「untitled」に隠されていた活動休止の伏線について、楽曲や演出の意味を詳しく解説していきます。
嵐のライブ「untitled」とは何だったのか

嵐のライブツアー「untitled」は、2017年11月16日から2018年12月15日にかけて開催された、全国5大ドームツアーです。
このツアーの大きな特徴は、タイトルが「無題」を意味する「untitled」だったこと、そして未来への問いかけのような演出や楽曲が多く含まれていたことでした。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
嵐の「untitled」というタイトルの意味
嵐のライブツアーのタイトルが「untitled(無題)」だったことには、深い意味があったと考えられます。
それまでの嵐のツアーは「BLAST in Hawaii」「Are You Happy?」「JAPONISM」など、明確なテーマを持ったタイトルがつけられていました。
しかし2017年のツアーはあえて「無題」を選んだのです。
これは「まだ名前をつけられない未来」「これから何かが始まる(または終わる)」というメッセージだったのではないでしょうか。
私自身、当時このタイトルを聞いたときに「いつもと雰囲気が違うな」と感じていたのを覚えています。
今振り返ると、活動休止という未来がまだ言葉にできない段階だったからこそ、「untitled」という選択をしたのかもしれません。
嵐の活動休止発表の約1年前というタイミング
嵐が活動休止を発表したのは2019年1月27日です(出典:日刊スポーツ)。
「untitled」ツアーの最終公演は2018年12月15日でしたから、その約1ヶ月後に発表されたことになります。
会見でメンバーは「1年以上に及ぶ話し合いの末、今回の結論を出した」と語っていました。
つまり「untitled」ツアーを開催していた時期には、すでにメンバー間で活動休止についての話し合いが進んでいたと考えられます。
そう考えると、ツアーの演出や楽曲選びに込められた意味が、より一層深く感じられるんですよね。
5人がステージに立ちながら、心の中では「これからどうするか」を考えていた時期だったわけです。
嵐のuntitledツアーで初披露された特別な楽曲たち
「untitled」ツアーでは、このツアーのために書き下ろされた新曲がいくつか披露されました。
その中でも特に注目されたのが「Song for you」と「UB」(Untitled Birthday)です。
これらの楽曲には、後から振り返ると活動休止への伏線と思える歌詞やメッセージが込められていました。
また、これまでの嵐の楽曲の中から選ばれた曲の組み合わせも、ファンの間では「意味があったのでは」と話題になっています。
次のセクションから、具体的にどんな伏線があったのか見ていきましょう。
嵐の「Song for you」に込められた別れのメッセージ
「Song for you」は、嵐のuntitledツアーで初披露された楽曲です。
この曲の歌詞には、ファンへの感謝と別れを予感させる表現が多く含まれていました。
それぞれ詳しく解説していきます。
嵐の「Song for you」の歌詞に込められた「ありがとう」の意味
「Song for you」の歌詞には、ファンへの深い感謝の気持ちが綴られています。
特に印象的なのが「ここまで一緒に歩いてきてくれてありがとう」というようなメッセージです。
一見すると感謝を伝える普通のファンソングに聞こえますが、活動休止を知った後で聴くと、「これまで」という過去形の表現が多く使われていることに気づきます。
「これから」ではなく「ここまで」という言葉選びに、すでに決断していた未来が反映されていたのかもしれません。
個人的に、この曲を初めて聴いたとき、なぜか涙が出そうになったのを覚えています。
当時は理由がわからなかったのですが、今思えば5人の「伝えたいけど伝えられない想い」が歌に込められていたからなのかもしれませんね。
嵐が「Song for you」を披露した時のメンバーの表情
untitledツアーで「Song for you」を披露する際、メンバーの表情には普段とは違う感情が見て取れました。
特にリーダーの大野智さんは、この曲を歌う時にいつも以上に感情を込めているように見えたと、多くのファンが証言しています。
また、櫻井翔さんや二宮和也さんも、曲の最後には目に涙を浮かべていたという目撃情報が複数ありました。
ツアーの最終公演では、5人全員が感極まった様子で歌っていたそうです。
これは単なるファンソングを歌っているだけではない、何か特別な想いがあったからこその表情だったのでしょう。
会場にいたファンは「何か大切なことを伝えようとしているのでは」と感じた人も多かったようです。
嵐のuntitledツアー当時のファンが感じた違和感
untitledツアーの開催当時、ファンの間では「何かいつもと違う」という声が多く聞かれました。
Xでは「untitledって何か特別な意味があるのかな」「今回のツアー、なんだか切ない雰囲気がある」といった投稿が見られました。
特に「Song for you」については「なんでこんなに感謝を伝えてくるんだろう」「まるでお別れみたい」と感じたファンもいたようです。
ファンの直感は正しかったわけです。メンバーは言葉にできないメッセージを、楽曲や演出を通じて伝えようとしていたのかもしれません。
私自身も当時、友人と「今回のツアーはなんか特別な感じがするよね」と話していたのを覚えています。
その時は具体的に何が特別なのか言葉にできなかったのですが、今思えば5人の覚悟のようなものが空気を通じて伝わってきていたのだと思います。
嵐の「UB」(Untitled Birthday)が示していた意味
「UB」は「Untitled Birthday」の略で、untitledツアーのために作られた楽曲です。
この曲のタイトルと歌詞には、嵐としての新たな始まり、あるいは終わりを示唆する表現が含まれていました。
順番に見ていきましょう。
嵐の「Untitled Birthday」というタイトルの謎
「Untitled Birthday」を直訳すると「無題の誕生日」となります。
一見すると意味不明なタイトルですが、これには深い意味が込められていたと考えられます。
「Birthday(誕生日)」は何かが生まれる日、新しく始まる日を意味します。
一方で「Untitled(無題)」がつくことで、まだ名前のつけられない新しい始まりを表現していたのではないでしょうか。
これは「嵐としてのグループ活動を一度終わらせ、それぞれが新しい道を歩み始める」という未来を暗示していたのかもしれません。
2019年の会見でリーダーの大野智さんは「2020年という区切りで一度、嵐をたたみ、5人それぞれの道を歩んでもいいのではないか」と語っていました。
この言葉と「Untitled Birthday」のタイトルが、不思議と重なって聞こえるんですよね。
嵐の「UB」歌詞に込められた「生まれ変わり」のテーマ
「UB」の歌詞には「生まれ変わり」や「新しい自分」といったテーマが繰り返し登場します。
特に印象的なのが「ここから始まる新しい物語」「今日が僕らの誕生日」といったフレーズです。
活動休止を知らずに聴けば「新しいステージに向かう嵐」を歌っているように聞こえますが、活動休止後に聴くと全く違った意味に聞こえてきます。
これは「嵐としての活動を終え、5人それぞれが新しく生まれ変わる」というメッセージだったのではないでしょうか。
個人的に、この曲を活動休止発表後に聴き直したときの衝撃は今でも忘れられません。
「あの時、すでにこのメッセージを伝えようとしていたんだ」と気づいた瞬間、5人の覚悟の深さを改めて感じました。
嵐のuntitledライブでの「UB」特別な演出
untitledツアーで「UB」を披露する際、ステージには特別な演出が施されていました。
曲の最後には、ステージ全体が真っ白な光に包まれ、5人のシルエットだけが浮かび上がる演出がありました。
これは「何もない白紙の状態」「これから何にでもなれる可能性」を表現していたと考えられます。
また、曲の途中では5人がそれぞれ別の方向を向いて歌う場面もあったそうです。
これは「5人がそれぞれ違う道を歩んでいく」ことを暗示していたのかもしれません。
当時会場にいたファンは「なんだか寂しい演出だな」と感じた人も多かったようです。
今思えば、それも全て伏線だったわけですね。
嵐の活動休止を示唆したその他の伏線となった楽曲と演出
「Song for you」と「UB」以外にも、untitledツアーには活動休止を示唆する伏線がいくつかありました。
ここでは、ファンの間で話題になった楽曲や演出を紹介していきます。
それぞれ見ていきましょう。
嵐のuntitledツアーのセットリストの選曲に込められた意味
untitledツアーのセットリストには、過去の楽曲の中から「別れ」や「感謝」をテーマにした曲が多く選ばれていました。
例えば「Happiness」「One Love」「カイト」といった、これまでの嵐を象徴するような楽曲が披露されました。
特に「カイト」は、活動休止後に改めて意味が深いと話題になった曲です。
「カイト」の歌詞には「それぞれの空へ飛び立とう」「いつかまた会えるから」といった、一時的な別れを予感させるフレーズが含まれています。
この曲がセットリストに入っていたこと自体が、メンバーからのメッセージだったのかもしれません。
また、デビュー曲の「A・RA・SHI」から始まり、初期の曲を多く取り入れたセットリストも「原点回帰」を感じさせるものでした。
これは「嵐の歩みを振り返る」という意味が込められていたのではないでしょうか。
嵐のuntitledツアーのステージ演出に隠されたメッセージ
untitledツアーのステージ演出にも、いくつかの伏線があったとファンの間で語られています。
特に印象的だったのが、ツアーの最後に流れた映像演出です。
5人それぞれが一人で歩いている映像が流れ、最後に5人が集まって笑顔で手を振る、というものでした。
これは「それぞれの道を歩んでも、また集まれる」というメッセージだったと解釈できます。
実際、嵐は活動休止を「解散」ではなく「休止」という言葉を選びました。これは「また会える」という希望を残すための選択だったのでしょう。
また、ステージの照明も白を基調としたシンプルなものが多く、「まっさらな状態」「新しい始まり」を連想させる演出でした。
私がこのツアーの映像を見返したとき、細部まで計算された演出に改めて驚きました。
何気ない一つ一つの演出に、5人の想いが込められていたんですね。
嵐のuntitledツアーでメンバーのMCで語られたこと
untitledツアーのMC(メンバーのトーク)でも、後から振り返ると意味深な発言がいくつかありました。
大野智さんは「みんなと過ごせる時間を大切にしたい」と何度も語っていたそうです。
櫻井翔さんは「今日この瞬間を忘れないでほしい」と、ファンに向けて強いメッセージを送っていました。
また、相葉雅紀さんは「嵐でいられることの幸せを噛みしめている」と涙ながらに語る場面もあったといいます。
これらの発言は、当時は「嵐らしい感謝の言葉」として受け取られていましたが、活動休止を知った後では全く違った重みを持って響いてきます。
メンバーは直接的な言葉では伝えられなかったけれど、精一杯の想いをMCや楽曲に込めていたのだと思います。
ファンの中には、このMCの内容を覚えていて「あの時、何か伝えようとしていたんだ」と後から気づいた人も多かったようです。
嵐の活動休止発表後のファンの反応とSNSの声
2019年1月27日に嵐が活動休止を発表した後、ファンの間では「untitledツアーは伏線だったのでは」という声が一気に広がりました。
Xでは多くのファンが当時の記憶を振り返り、「あの演出にはそういう意味があったんだ」と気づいた様子が投稿されていました。
「untitledツアーの『Song for you』を聴いて泣いていたのは、無意識に別れを感じ取っていたからかもしれない」という投稿には、多くの共感の声が寄せられていました。
また、「UBの歌詞を改めて読んで、全てが繋がった気がした」「あのステージ演出は5人それぞれの道を示していたんだ」といった気づきのコメントも多く見られました。
ファンの直感は正しかったんですね。メンバーは言葉にできないメッセージを、ライブという形で伝えていたのです。
個人的に印象的だったのは「嵐は最後まで私たちを大切に想ってくれていた」というファンのコメントです。
活動休止という大きな決断を、いきなり伝えるのではなく、ライブを通じて少しずつ心の準備をさせてくれていたのだと感じました。
そして2026年5月31日の活動終了が近づく今、改めてあのuntitledツアーの意味を噛みしめているファンも多いのではないでしょうか。
嵐の活動休止の伏線に関するよくある質問
嵐の活動休止には、2017-2018年のuntitledツアーで複数の伏線があったと言われています。特に「Song for you」や「UB」といった楽曲、そしてステージ演出やMCには、別れや新しい始まりを示唆するメッセージが込められていました。ファンの間では、当時から「何か特別な意味があるのでは」と感じていた人も多く、活動休止発表後に改めてその意味の深さに気づいた人が多くいました。
嵐の活動休止の伏線についてのまとめ
嵐のuntitledツアーには、活動休止を示唆する数多くの伏線が隠されていました。「Song for you」や「UB」といった楽曲の歌詞、ステージ演出、メンバーのMC、そしてセットリストの選曲に至るまで、5人の覚悟と想いが込められていたことがわかります。
- 2017-2018年のuntitledツアーには活動休止を示唆する演出や楽曲が複数あった
- 「Song for you」の歌詞には過去形の表現が多く、感謝と別れのメッセージが込められていた
- 「UB」(Untitled Birthday)は5人それぞれが新しく生まれ変わることを暗示していた
- ステージ演出やMCにも、言葉にできない想いが込められていた
- ファンの中には当時から「何か特別な意味がある」と感じていた人も多かった
個人的に、あのuntitledツアーを振り返ると、5人がどれだけファンのことを想ってくれていたかが伝わってきます。
突然の発表でファンを驚かせるのではなく、ライブという形で少しずつ心の準備をさせてくれていたんだと感じています。
2026年5月31日の活動終了まであとわずかとなりました。最後まで嵐らしく、温かく、そして前向きに締めくくってくれることを信じています。
嵐として過ごした時間も、これから5人それぞれが歩む道も、きっと素晴らしいものになるはずです。
